札幌出張その② 北海道の日本茶事情
北海道から帰ってきましたが、またまた再来週には北海道に戻ります。
北海道の日本茶といえば…
ほうじ茶もよく飲まれる
東日本、北日本の中では珍しく、ほうじ茶がよく飲まれています。
何でかな?と考えていたんですが、思い付きました。
身体を冷やさないように
というのが、理由ではないかと。
かなり多くの方が誤解されているのですが、緑茶は身体を冷やします。
カフェインが多く、交感神経を刺激して汗をかくからです。
汗をかく→蒸発して熱を奪う(気化熱)→身体が冷える
という具合です。
ほうじ茶は、煎茶に比べてカフェインが1/2~1/3程度
焙煎の深度にもよりますが、緑茶の中でもほうじ茶はカフェインが少ないです。
緑茶が身体を温めるというイメージは、おそらく熱いお茶を飲むイメージから来ていると思いますが、カレーと同じく一時的に温めるだけで、最終的には冷えます。
血管を拡張させて末端までの流量を確保する副交感神経が持続的な保温になると思いますが、それとは逆のブースト機能ですね。
まだまだ日本人は日本茶を知らない
これは、結構重要な事実です。
暗黙知として染み付いていた生活習慣が劇的に変化していくなか、形式知として理解しておくことは、かなり重要だと思います。
さあ、こんなこと、誰かに話したくなりませんか?ぜひどや顔で話してみてください(^^)
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日本茶博士は、日本人が知っているようで全然知らない日本茶(緑茶)という食文化についての情報を、日本人にこそ正確に届けます。
presented by 日本茶博士